独自のアプリを開発しリリースまで辿り着けたなら、次に必要な行動はアプリの宣伝です。世の中には、数えきれないほどのアプリが存在します。日々、新たなアプリが続々とリリースされているため、自社でどれほど素晴らしいアプリを開発していてもユーザーに認知してもらうのは容易ではないのです。
本記事ではFacebook(Meta)広告を活用してアプリを宣伝し、ユーザーにインストールしてもらいやすくする方法について解説します。開発したアプリを、少しでも多くのユーザーに知ってもらいましょう。
アプリインストールを催促するFacebook(Meta)広告とは
開発したアプリを宣伝する方法として、まずやっておきたいことの一つは自社のホームページやブログ、SNS上などでのお知らせです。同時に、Facebook(Meta)やInstagramをはじめとするSNSへの広告出稿も検討してみてください。
これまで貴社のことを知らなかった方にもリリースしたアプリを宣伝し興味を持ってもらうために、Facebook(Meta)広告などのSNSを利用した広告は大変適しています。実際、SNSでたまたま見かけたことがきっかけとなり、その企業に興味を持った経験もあるのではないでしょうか。
Facebook(Meta)広告には、アプリの宣伝に特化した「Facebook(Meta)モバイルアプリ広告」もあります。Facebook(Meta)が持つビッグデータをもとに、年齢や趣味などからアプリをインストールする可能性が高い人に絞って広告を配信できるのです。
さらに、ターゲットの設定内容を変更すれば、以前アプリをインストールしたものの、最近は使っていない人に向けて再利用を促すこともできます。Facebook(Meta)モバイルアプリ広告をうまく活用することで、効率的にアプリを宣伝してインストールの促進へと導けるでしょう。
Facebook(Meta)モバイルアプリ広告のメリット
アプリを宣伝する媒体はいろいろとありますが、そのなかでもFacebook(Meta)モバイルアプリ広告を利用するメリットは、アプリをインストールする可能性の高い属性のユーザーに向けて広告配信ができる点です。そのため、新規の登録者を獲得しやすいでしょう。
それだけでなく、既にインストール済みではあるものの最近は全く利用していないユーザーに向けて、再度広告を配信することも可能です。期間限定イベントなどを用意して配信すれば、しばらくアプリから遠ざかっていたユーザーにも再利用を促せます。
さらに、インストール前にお試しで少しだけアプリを利用してもらうことも可能です。実際の操作体験は、インストールを悩んでいるユーザーに対して最後のひと押しになるでしょう。

Facebook(Meta)モバイルアプリ広告の特徴
Facebook(Meta)モバイルアプリ広告には、さまざまな特徴があります。まずは配信を始めるための設定をしなくてはいけませんが、Facebook(Meta)広告を配信した経験のある方ならそれほど複雑ではないでしょう。
一点、Facebook(Meta)広告の際にはなかった作業として、Meta for Developersへのアプリ登録があります。正確には登録なしでもアプリの宣伝は可能ですが、その場合はアプリをインストールする可能性がある人に対し最適化された配信ができません。インストールを促進するためにも、アプリ登録をおすすめします。
広告の配信先
広告の配信先はFacebook(Meta)、Instagram、Messengerです。さらに、これら以外のアプリやサイトにも広告枠を持っているAudience Networkにも配信できます。
Audience Networkを介した配信の場合、広告がいつ、どのアプリに表示されたのかを細かくチェックできません。そのため分析の際には注意が必要ですが、「Audience Network経由で表示がされた」ことについてはチェックが可能です。
課金方法
課金方法には、インプレッション課金とクリック課金があります。ただし、Facebook(Meta)広告ではインプレッション課金を推奨しているため、特にこだわりがないようであればクリック課金ではなくインプレッション課金を選択するほうがよいでしょう。
ターゲット設定
Facebook(Meta)モバイルアプリ広告では、Facebook(Meta)広告と同様に細かなターゲット設定が可能です。年齢、性別、地域、学歴、趣味などFacebook(Meta)に登録されたユーザーの属性に基づいて、ターゲットを選択できます。
また、Facebook(Meta)広告にはなかった設定として、アプリストア、OSのバージョン、デバイスなどを絞った配信も可能です。
さらに「Facebook(Meta)SDK」を実装しておけば、アプリを立ち上げた回数や購入額などのアクションデータを活用してカスタムオーディエンスも作成できます。これを利用すれば、より効果の高いユーザー層をターゲットに配信できるでしょう。
カスタムオーディエンスと類似したユーザーとして、類似オーディエンスをターゲティングすることもできます。上手に設定して、成果をあげてください。
Facebook(Meta)広告を設定する前の準備
Facebook(Meta)モバイルアプリ広告の設定を始める前に、いくつか準備しておくことがあります。まずは、その準備の内容について説明しましょう。
アプリ登録
まずは、Facebook(Meta)にアプリを登録します。開発者ツールを開いてMeta for Developersのアカウントを作成し、アプリを登録してください。アプリの表示名や連絡先のメールアドレスなども登録します。
Facebook(Meta)アプリと広告アカウントを連携
アプリの登録ができたら、次にFacebook(Meta)アプリと広告アカウントを連携させます。アプリダッシュボードを開いたら、「アプリ設定」から「詳細設定」を選択して、広告アカウントIDを入力してください。
アプリにFacebook(Meta) SDKを実装
アプリに「Facebook(Meta) SDK」を実装します。「SDK」とは、あるシステムに対応したソフトウェアを開発する際に必要となったプログラム・技術文書・サンプルなどをひとまとめにしてパッケージ化したものです。
Facebook(Meta) SDKがアプリに実装されていると、アプリがどのくらいインストールされたか、アプリの起動の回数、アプリ内での購入の有無などを追跡できます。広告を配信するときに、いろいろなイベントの設定も可能です。
モバイルアプリ広告の設定方法
アプリの登録や、Facebook(Meta) SDKによる計測の準備ができたら、さっそくモバイルアプリ広告の設定をしていきましょう。
広告管理画面を開き、新しいキャンペーンを作成します。キャンペーンの目的は「アプリの宣伝」にしてください。「手動作成のアプリの宣伝キャンペーン」と「Advantage+ アプリキャンペーン」の選択肢がありますが、手動作成を選択します。「Advantage+ アプリキャンペーン」にするとキャンペーンの作成を自動化できますが、設定できる項目数があまりありません。そのため、まずは手動で作成してみてください。
手動作成にすると、「キャンペーン詳細」や「Advantage のキャンペーン予算」などを入力できます。「iOS 14以降用キャンペーン」はオンにしたほうがよいでしょう。「Advantage のキャンペーン予算」では、キャンペーン単位で1日の予算の設定ができます。
キャンペーンが作成できたら、次に広告セットを設定します。アプリストアの選択、アプリ名の入力などを行い、広告掲載期間も決めてください。アプリがインストールされた際、ユーザーを特定のページに誘導することも可能です。
その他にも、さまざまな設定をします。すべての設定が完了し、広告審査をパスできたなら、広告配信がスタートです。
アプリをダウンロードしてもらうためのFacebook(Meta)広告のポイント
広告の配信をスタートした後も、ユーザーの目に留まりやすくするためには工夫が必要です。Facebook(Meta)モバイルアプリ広告を開始すれば、自動的にアプリをダウンロードしてもらえるようになるわけではありません。たくさんのユーザーにダウンロードしてもらうためにも、次のようなポイントに気をつけてみてください。
・素材作成の際には、アプリの内容や操作性を伝わりやすいものにする
・画像を複数使用したり、静止画よりも動画を利用したりする
・モバイルアプリへはFacebook(Meta) SDKを実装し、ユーザーの動向をチェックする
・広告からアプリをインストールしたユーザーの、その後の動向をチェクする
Facebook(Meta)モバイルアプリ広告を成功させるためには、広告配信後の分析が重要です。定期的に分析し、ターゲット設定などを変更していくことで成果が出てくるため、焦らず様子を見てください。初回の設定以降、何も変更を加えないのでは結果が出にくいでしょう。
Facebook(Meta)広告を上手に活用してアプリのインストール数を増やそう!
Facebook(Meta)モバイルアプリ広告をうまく活用して宣伝すれば、アプリの情報が幅広く知れ渡ってインストール数も増加しやすくなります。さまざまな広告媒体のなかでも、Facebook(Meta)広告はターゲット設定がしやすいためおすすめです。
ただし、どのような手段で広告宣伝を行う場合であっても、配信後には動向を分析して改善していくことが大切です。広告を開始する際にはFacebook(Meta) SDKを実装し、ユーザーの動向チェックも丁寧に続けるようにしてください。







