SNS広告の中でも、画像や動画を用いた表現力豊かな広告フォーマットが増えているなかで、「スライドショー広告」は特にコストを抑えつつ視覚的な訴求力が高いフォーマットとして注目を集めています。
「動画を作るには費用や時間がかかる…」という課題を解決しつつ、動きのある表現でユーザーの関心を惹きつけられるのがスライドショー広告の最大の魅力です。
- スライドショー広告とは何か
- 特徴と他フォーマットとの違い
- 作成手順とポイント
- 活用事例と成功の秘訣
Facebook(Meta)広告におけるスライドショー広告とは?
スライドショー広告の定義
スライドショー広告とは、複数の静止画(または動画)をスライド形式で再生する動画風広告フォーマットです。Facebook・Instagramなどの配信面において、動画のように見せることで高い視認性を確保できます。
最大で10枚の画像や動画を使用でき、それらを自動で切り替えながらループ再生させる形式です。
動画広告との違い
| 比較項目 | スライドショー広告 | 動画広告(リール、インストリームなど) |
| 制作難易度 | 低い(画像だけでOK) | 高い(編集・音声調整など必要) |
| コスト | 安い | 高い場合が多い |
| 表現力 | 中~高(動きで惹きつける) | 非常に高い(映像・音声・ナレーション) |
| 推奨場面 | 短期間のキャンペーン、商品紹介 | ブランドイメージ訴求、プロモーション映像 |
特に中小企業やECサイトでは、動画制作のハードルを感じる広告主にとって理想的な選択肢といえるでしょう。

スライドショー広告の特徴とメリット
メリット1:視覚的に強く、静止画より目に留まりやすい
FacebookやInstagramのフィードでは、スクロールしながら投稿を眺めるユーザーが多いため、「動きのある広告」が視線を止めやすいという特徴があります。
スライドショー広告は、動画に近い表現で、静止画よりも圧倒的に目立ちやすいです。
メリット2:データ容量が軽く、表示がスムーズ
スライドショー広告は、実質的にはFacebookが生成するMP4形式の軽量な動画として配信されます。
そのため、通信環境が弱いエリアや、低スペックのスマホでもスムーズに再生されやすく、リーチの拡大にもつながります。
メリット3:低予算でも動画風の表現が可能
わずか数枚の画像さえあれば、誰でも簡単に広告用スライドショーを作成できます。
撮影・編集・外注の手間も不要なので、マーケティングコストを抑えつつ訴求力を高めたい場合に最適です。

Facebook広告でスライドショーを作成する手順
ステップ1:画像または動画素材を用意する
スライドショーは最大10点のメディアファイルを使用できます。以下の条件を満たしていると最適です:
- サイズ比率:1:1(スクエア)または16:9(横長)推奨
- 解像度:720p以上
- 推奨フォーマット:JPG、PNG、MP4、MOVなど
すべてのスライドでテキストを一貫させることで、ブランディングの統一感が生まれます。
ステップ2:広告マネージャーで広告作成
Meta広告マネージャーから新規広告を作成し、広告フォーマットで「スライドショー」を選択します。
その後、以下の内容を設定します:
- スライド画像の順序
- 再生時間(1枚あたり0.5~5秒)
- トランジション効果(フェードなど)
- 音楽の追加(任意)
ステップ3:広告文・見出し・CTAボタンを設定
通常の動画広告と同様に、以下の要素も設定しましょう:
- 主テキスト(最初の125文字が特に重要)
- 見出し(40文字以内が推奨)
- CTAボタン(例:「詳細を見る」「購入する」など)
ステップ4:プレビューして配信開始
作成したスライドショーは、広告マネージャー上でリアルタイムにプレビュー可能です。
誤字脱字や表示切れがないかを確認し、広告を公開します。

スライドショー広告の活用事例と成功のポイント
活用シーン1:EC商品紹介
複数の商品画像を順に表示して、「バリエーション豊富」「セール中」などの情報を訴求することで、CTR(クリック率)の向上が期待できます。
例:
- 新作アパレルのコレクション紹介
- 食品のセット商品を順に表示
- アクセサリーの色違いバリエーションを訴求
活用シーン2:店舗紹介・ツアー・イベント案内
実店舗の雰囲気や、イベントの様子をスライドショー形式で紹介することで、動画を使わずに信頼感・親近感を与える広告に仕上げられます。
活用シーン3:カスタマーレビューの掲載
顧客の声や評価を1枚ずつスライド形式で表示し、「社会的証明(ソーシャルプルーフ)」として活用するのも有効です。
成功するための4つのポイント
1. 画像の順番にストーリー性を持たせる
商品→使い方→ベネフィット→購入訴求、のように構成することで、離脱を防ぎやすくなります。
2. 最初の1枚で目を惹く
ユーザーのスクロールを止めるには、冒頭1秒のインパクトが極めて重要です。キャッチコピーや視覚的インパクトにこだわりましょう。
3. CTAは必ず設置する
「詳細はこちら」「限定割引はこちら」など、行動を促す文言を明確に提示しましょう。
4. 動画広告とA/Bテストを行う
スライドショーと動画広告の効果を比較し、どちらが自社の目的に合っているかをテストしながら改善していくことが重要です。
まとめ
スライドショー広告は、静止画と動画の中間のような存在であり、コストを抑えつつ目を引く広告を作りたいという企業にとって非常に魅力的な選択肢です。
- スライドショー広告は複数の画像を使って動画のように見せるフォーマット
- 動画制作に比べて手軽で低コスト
- 商品紹介、レビュー、店舗紹介など幅広く活用可能
- 成功のカギは構成・デザイン・CTAにあり
- A/Bテストを繰り返しながら最適な表現を模索することが重要
Facebook広告をこれから始める方にも、すでに運用中の方にも、スライドショー広告は成果を上げるための有力な武器になるでしょう。ぜひこの記事を参考に、実際のキャンペーンで活用してみてください。







